mikroBasic PRO for PIC の使いこなし

mikroBasic PRO for PIC のまとめ


2015-02-13

ライセンスはUSBドングル版とキーファイルライセンス版がある。ドングル版は別のPCで使える便利さがあるが無くすとライセンスを失う。再発行の方法は無いので買い換えるしか無い。ドングル版はMicrochipDirectでも購入できる。価格は約$200。キーファイルライセンス版はダウンロード販売。Windowsを再インストールするとライセンスキーは無効になってしまうので再度要求する。氏名住所などをデータベースで確認して購入者であればキーは何度でも再発行される。購入時の住所などは控えておく必要有り。紙の説明書は付属していないに等しいので違いはライセンス方式だけで出来ることはどちらも同じ

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2015-03-21

旧バージョンとの互換性はかなり高いがSFRの記述方法のお作法を変えたようだ。従来からの
 ADCON0.ADON = 1
のように書いても動くが、定義ファイルを見る限り
 ADON_bit = 1
の様に書くことを推奨しているようだ。このように書いた方がADONビットがADCON0レジスターにあることを意識しないで済む。各レジスターのビット名称は同じ物が無いのでレジスター名を省略できる記述のほうが合理的。間違えて
 ADCON1.ADON = 1
と書いてもコンパイルエラーにはならない。この間違いを見つけるのはかなり時間がかかる。特に最近のPIC18シリーズはかなり高機能でレジスターの数が異常に増えている

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2015-04-08

EEPEOMの初期化はエディターを使う方式。編集そのものはやりやすいが。この方式は書き込んである値が何を意味するのかが分かり難い。分かり易くするためには
・ソースリスト内のコメントで補足する
・EEPROMエディターを使わずに初期化コードを書く
のどちらかが必要。EEPROMを一番見た目良く初期化出来るのは当方が使っているコンパイラの中では廃版のMicrochip社のMPLAB C18。enum型のリテラル値で初期化出来るし書式の制約も少ない。但しEEPEOMのアドレス設定が必要だったりで変なところもある

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