NV200メンテナンス

NV200のメンテナンス

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2010-04-XX:購入
2014-10-06:パンク修理
2014-11-03:パンク修理やり直し
2015-09-05:手組みタイヤ交換
2015-09-13:タイヤ交換の続き
2015-11-23:後輪タイヤ交換(点検のみ)
2015-11-28:後輪タイヤ交換
2015-12-07:古タイヤ処分
2016-01-02:バッテリ液補充
2016-01-08:バッテリパルス充電 MAX2A、16V 1.5時間
2016-04-01:ウィンドウウォッシャーノズル掃除
2016-06-28:バッテリパルス充電 MAX2A、16V 2.0時間
2016-07-29:LLC補充 0.4リットル
2016-08-05:バックドア リコール案内来る
2016-09-23:バックドア リコール対応 ガスチューブ交換
2016-12-05:ヘッドライト曇り取り
2017-03-28:バッテリパルス充電 3.0時間
2017-06-02:バッテリ補充電 1.0A 3.0時間


2014-10-06

ねじを踏んでしまった。前タイヤ。NV200は前後でタイヤの強度が違う。前が6PRで後ろが8PR。スペアタイヤは後輪と同じ8PR

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抜いたねじ。これだけ大きいと振動と音でタイヤに異物が付いていることが直ぐ解る

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エーモンのパンク修理キットで穴を塞ぐ。NV200は外側の減りが早い。空気圧は半年に1回点検している。左右で同じ状況なのでタイヤの品質かNV200の設計の問題の可能性大。使い方の問題なら重量物を積んで下り坂を走ることが原因。秩父で砂利を買って299号を40km程度走るときに一番タイヤに負荷がかかっていると思う

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空気を入れると漏れる... 穴が広がって漏れやすくなりそうだがやり直し。明日まで放置してから空気を入れてみる。貨物車のスペアタイヤは応急用のテンパータイヤでは無いので急いで修理する必要性は低い。また漏れるようなら外して裏側にパッチを当てるしか無い。タイヤレバーは自転車用しかないので購入する必要がある

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2014-10-07

ガス漏れ検出用の石けんスプレーを吹きかけて漏れを確認。漏れていないが時々空気圧確認必要

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2014-11-03

パンク完治せず。2週間で1気圧程度抜けてしまう。内側にパッチを貼ることにする。先ずボール盤の繰り出しでビードを落とす。クランプは当て木が外側(写真右側)に逃げないようにするため。下側のオレンジクランプはタイヤが横滑りしないようにするため。ホイールの内側に引っかかっている。オレンジクランプが無いと写真左側へタイヤが逃げてしまう。この状態で押し込むとビードが落ちる。クランプでタイヤを挟んでみたがアゴが届かず無理だった。クランプ力自体はビードを落とす力が十分あると思う

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タイヤレバーで片側を外す。写真は外してからひっくり返したところ。この状態で修理可能。外すときは石けんスプレーを塗って外さないと摩擦で引っかかって抜けない。この状態から全部タイヤを外す方がたぶん難しい。LTタイヤは普通の乗用車用より固いと思う。ネットで見つかった方法では外れなかった

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形状を見る限りタイヤは車体の内側の方へ外す方が正しいような気がする。ホイール中央の溝は車体外側が立っていて内側が寝ている。矢印の部分の僅かな出っ張りを飛び越えて内側の溝の中にタイヤの縁を落とし込まないとホイールから外れない。一般的には車体の外側へ外すようだが今回は全部外さなかったので正しい外し方は解らず

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パッチを貼る。自動車用はキノコ形をしているがタイヤの寿命まで1~2年しか無いので在庫のある自転車用を貼った。タイヤの填め込みはビードワックスを塗り、タイヤの上に乗って両膝で押し込む。膝で押し込むだけだと体重が足りないのでホイールの穴に指を掛けてホイールを引き上げながらタイヤを膝で押し込む。たぶん膝にかかっている圧力は120kg程度。この方法で半分までは入る。残りはバイク用のタイヤレバーではめ込んでいく。車用のタイヤレバーは外すときには良いが填め込むときは薄いバイク用でないとタイヤとホイールの隙間に差し込めない。MonotaROブランドとKTCのバイク用を両方使ってみたが薄いKTC製が良い

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2015-09-05

タイヤを交換する。約5年、35000km走行。ダンロップのエナセーブ VAN01 165R14 8PR 送料込み約¥6000

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ビードを落とす。クランプはアゴが小さいので側面に穴を開けてクランプを差し込む。タイヤの側面に放射状に切り込みを入れるのは簡単。カッターで簡単に切れる。2本使ったがこの方法ではダメだった。クランプ力が足りない

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ボルトを通して締め付けてみる。ずれるが落ちない。位置が良くないのとワッシャーが小さい感じ。これより大きいワッシャーは高い。ナットは高ナットを使わないと回しにくい。雨が降ってきたので中断。両側から挟み込む方式では無く片側固定でやり直す

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2015-09-13

タイヤ交換の続き。ボルトを木の板に固定した。2x6材と大体同じ断面の木材。両側から挟む方式より約2倍押し下げる距離がかせげる。先端は旋盤で尖らせた。そのままだとタイヤに突き刺しにくい

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あっさりビードが落ちた。後は踏みつけて全周落とす。反対側も同様。大きなワッシャーは建築金物。約¥260

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専用のビードブレーカーより時間がかかるが収納場所には困らない。木の板は濡れても直ぐ乾く場所に立てかけておけば屋外放置で7~8年は腐らないと思う

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ビードがボルトクリッパーで切れるか試してみた。殆ど抵抗なく切れる

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断面。細いワイヤーが20本程度。ビードを切ってしまうと手で引っ張るだけで外せる

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黄色いマークが一番軽いところ。バルブをこの位置にする。タイヤにビードワックスを塗って填め込む。外すためには3本タイヤレバーが必要になるが填め込むのはバイク用の薄い物が1本有れば良い

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バルブはビードを落とさないと交換できないのでタイヤと一緒に交換した方が良い。切断して除去。填め込むときはこんな道具を使う¥500~¥600程度

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打ち込み式の錘はタガネを当てて外した。ペンチで引っ張ったくらいでは外れない。10gが2個

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前後輪8PRになったのでタイヤの前後ローテーションも可能。タイヤバランスは取っていない。走ってみて振動が出るようなら静的バランスを取ってみる

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2015-09-15

貼り付けタイプの錘を買っておいたが必要なさそう。¥67。時速75kmまでは振動発生せず。これ以上は高速道路を走らないと解らない

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2015-11-23

タイヤの回転に同期しているらしい異常振動が出るので後輪を外す。前輪を交換したばかりなので最初は前輪を疑ったが違っていた。外すとバイクのタイヤのように尖っている。たぶんタイヤ内部のワイヤーが切れている

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ひび割れが酷いが溝は残っている

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タイヤ変形
ファイル ファイルタイプ 添付ファイルの解説
tirehenkei.wmv MOVIE 激しく変形している。これは尖っている方では無いもう一方のタイヤ

後輪は両方とも要交換。手前のタイヤに付いているのはホイールバランサー

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2015-11-28

タイヤが届いたので交換する。ダンロップのエナセーブ。新品のタイヤは臭いので作業の前日に届くようにすると良い。家の中に置いておける臭いでは無い。今まで通りビードをボルトクリッパーで切断して外した。切断箇所は裏表で180度変えた方が良い。ビードを切断すると落としたビードが勝手に元に戻ってしまう。裏側のビードが嵌まってしまうとタイヤレバーでめくることが出来ないが180度位置をずらすとビードが嵌まっていてもめくることが出来る

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のんびりやって1本1時間かかる。急いでも40分はかかると思う。時間がかかるのはビード落としと洗浄。ラチェットスパナを使えば1本あたり10分は短縮できるが5年に1回だけの作業のために買いたくない。自分でタイヤを交換して節約できるのは工賃に加えてネットの最安店との価格差。1回目は工具代で相殺されてしまうので本当に安くなるのは2回目から

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バランスウェイトは鉄製にした。面取りしてあって形も良い。2本とも軽点が40g程度軽かった。タイヤの外側側面と内側側面の重さの不均衡は取れないので錘は内外均等に貼り付ける

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2015-12-07

古タイヤが3本も有ると邪魔なので処分しにいった。カインズホーム青梅店から4~5分の所にあるNKリサイクル
Google MAP。タイヤ専門。入って右側に受付がある。1本税抜き¥200(その他の地域はここから探す)

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2016-01-02

寒くなってエンジンの掛かりが悪くなってきたのでもらい物のバッテリー補充液を入れた。バッテリーは新車の時から交換していない。5年8ヶ月使用

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揺すらないとバッテリ液の量が解り難いので外す。プラス側の端子は食いついて外れにくい

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バッテリ液は特に減っていないので1セルに付き10ccだけ

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新品の時にどうだったのか不明なので内部を見ても解らず

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2016-01-08


パルス充電したら白く粉を吹いていたのが無くなったような気がする。性能が改善されたかは体感できず。しばらく様子を見る。電圧を14Vもかけると瞬間的には2Aも流れるので粉取りは普通の充電電圧で出来る感じ

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2016-01-08

ウィンドウウォッシャーの出が悪いのでノズルを掃除。引っ張れば外れる。穴が空いているだけの構造だと思ったが内部には弁が入っている感じ

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ホースは分岐部分からの方が外しやすい。固着しているのでホースを回転させ固着を解除してから引き抜く

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2016-06-28

バッテリーが弱ってきた感じがする。電圧は13Vある。2週間放置するとエンジンの掛かりが少し遅くなっている気がする。気のせいかもしれない。2時間パルス充電しておいた

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2016-07-29

LLCがだいぶ減っている。MINラインぎりぎり。原因は不明。どこかで漏れているのかもしれない

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0.4リットル補充でMAXラインの下。たぶんMAX~MINまでは0.5リットル。補充液は水で希釈せずにそのまま使えるタイプ。カインズホームで約¥400。割高であるが使い切れる量の物を買った

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2016-08-05

リコール案内が来た。バックドアのガススプリングが錆びて破裂するらしい。リコール対象が70万台(NV200は7万台)と多く部品の手配がすぐには出来ないので点検と交換で2回作業が発生する。2度手間なので目視点検で異常なし部品手配ができたら連絡ほしい旨伝えておいた。日産からは部品入荷が未定であるとの連絡が来ている。部品メーカーはSHOWA

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特に問題は無さそう。屋根に降った雨水はガススプリングのある車の内側を通って流れるので錆びやすいものが上から降ってくる場所で発生したのかもしれない。リコール情報を見ても発生状況の詳細は分からない

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2016-09-23

ガススプリングを交換してきた。特に見た目は変わらず

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2016-12-06

ヘッドライトが曇ってきた

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手作業で磨くと時間がかかりそうだったのでグラインダーを用意。磨き粉はホルツの自動車用

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一瞬で溶ける。余計な仕事が増える。紙やすりで削って磨き直す

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金属磨きのピカールでもきれいになるがホルツのコンパウンドのほうが速い感じ

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2016-12-22

ヘッドライトはウレタン塗装しないとまたすぐに曇るらしい。もらい物のスプレーガンを修理しておいた。ノズルが詰まっていた。パッキンから空気が少し漏れるがほとんど使わないので良しとする

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2017-02-12

ワイパー変えゴムはふき取り残しが大きくなるまで使っているので1年に1本使わない。10本入りがまだ半分残っている。約1年半に1本交換のペース。ゴムは紫外線を当てなければ長期間保存できる。毎年買うよりMonotaROの10本¥2000を10年使ったほうが得。MonotaROブランド商品ならブレード込みでも1本¥300しかしない。上が運転席用、下が助手席用。長さも違うが幅も違うので運転席用を切っても助手席には使えない。バックドアは助手席用を切って使える。商品説明には切って使えないと有るが特に問題は発生していない

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助手席用はかなり劣化していた。運転席と助手席は同時交換していない

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2017-03-28

昨日は寒くエンジンが1回でかからず。バッテリー内部に特に大きな変化なし。電圧は12.24Vとかなり低くなっている。外して数時間効果不明のパルス充電。9か月前、去年の6月には13V近くあった。丁度7年使ったのでもうそろそろ変え時であるが今の時期を乗り切ってしまうとまた寒くなるまでは使えるはず。動かなくなって特に困ることは無いので不要な予防保守はやらないことにしている。車の使用頻度は4km先のスーパーに毎週1回行く程度。これでも動かさないよりはかなりまし。短距離でも使ったほうがバッテリーのためには良い。寿命直前なので3週間動かさないとたぶんエンジンはかからなくなる

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2018-04-06

エンジンをかけたままバッテリー交換をしたときの過電圧発生実験を模型用モーターで試してみたYouTube動画 エンジンをかけたままバッテリー交換をしてはいけないという実験

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