雨水タンク

植木が増える予定なので雨水タンクを設置する
掘った穴はピットと浸透マス兼用構造にする

・市販のローリータンクを地中設置する
・雨水は全量を回収する。屋根面積は80平米有るので5mmの雨が降ればタンクは一杯になる
・埋設用は高価になるため一般用を使う。穴を掘って周囲を石で固めその中にローリータンクを設置する <-壁はブロック積みに変更
・タンクからあふれた水は穴の中に溜まりそのうち地中にしみ込む。浸透マスにもなるのでコンクリートで固めない
・ローリータンクには付属品を付けない。必要なときにジョウロや投げ込みポンプで汲み出して使う
・ローリータンクをどかせば自動車メンテナンス用のピットとして使えるようにする。容量500リットル。これより大きいものは空になっても重くて動かせない
・ピットは油をこぼすかもしれない。ピット内部の水がタンク内に流れ込んではいけない <-ドレンの排水勾配が取れずにこの条件は満足出来なかった
・水道料金面での節水効果は全く期待できない。せいぜい¥100~200/月程度。設置費用を回収するのに数十年かかる
 DIYで安く作っても数年かかる。トイレの水に使うと早く設置費用を回収できるがトイレまで配管が必要になる
・いろいろ制約が多いがタンクの設置に助成金が出る地域もある。DIYでも可という地域は無いと思う
 助成金は単なる税金の無駄遣い。雨水タンクに貯水することにより河川への流量を減らし都市型水害を抑制するなどということを言っているがそのためには5トン程度の貯水量が必要
・当方の地域では雨水と下水は別の配管になっているため雨水は下水には流れ込まない。一部の地域を除いて大抵はそうなっている
 雨水は一旦遊水池に溜まるしくみのため集中豪雨の時でも好きなだけ排水して問題ない

施工後のまとめ:
 -かかった費用 約¥75000 このページの下の方に明細がある
 -タンクから溢れて排水されてしまう水量のほうが圧倒的に多い。雨水全量の数パーセントしか使えないし。その程度しか使わない
 -500リットルあると完全にタンクが空になるのは年に1,2回
 -冬場は完全に役立たず。水をためても使い道が無い。洗車に使えるが寒いのでやりたくない
 -夏場も何か栽培していなければ使い道は少ない。ウッドデッキや犬走を洗浄する程度。ケルヒャーの高圧洗浄機で使っているが特に問題は発生していない
 -雨が降るとすぐに満水になるので水量が半分以下になるのは年間を通して10日程度(たぶん)
 -蓋を閉めきるとなかなか乾燥しない。かびるので晴れの日が続くまで蓋を一枚外したままにしている
 -晴れの日が続いた後に雨が降ると屋根に堆積した土埃が流れてきてフィルターが直ぐに目詰まりする
  農業用のべたかけシートは目詰まりしないがその分汚れがタンクに流れ込む
 -タンクの容量は栽培面積1坪あたり7~8リットルが適当と思われる。渇水時に空になるがその時水道を使ってもたいした金額にはならない
 -200Wの投げ込みポンプの水圧は水道よりかなり低い


2014-09-25

ここに穴を掘る。建物に近い場所は掘れないので浸透マスの手前に設置する。浸透マスはいらなくなるので埋めてしまう

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思った以上に大きな穴が必要。中央がローリータンクの大きさ

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2014-09-26

建物側は斜面にするので実際はカマの刃先あたりまで掘る

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乾燥していて固い。雨が降ってから掘ることにする

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2014-09-27

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こんな結果が出る。タンクからあふれて使えない水量の方が遙かに多い

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都市部は雨水タンクに助成金を出しているところもある。日高市は関東平野の端にあるので助成金は無い。条件は市によって異なりDIYはダメだとかいろいろ縛りがある。大雨の時に河川に流れ込む雨水の流量を減少させるというのが多くの自治体の助成金交付理由になっているが上のサイトで数値を入力してみると殆ど効果が無いことが解る。水はけの良い土地であれば浸透マスの方が何倍も効果がある

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2014-10-01

蓋をする必要があるので周囲は敷石で固める

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30cm程度掘った。深さは約1mになる。石積みでは崩れてしまうかもしれない。底面だけ石を敷いて回りはブロック積みにするか要検討。土の山は埋め戻し用

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土の一部はふるいに掛けて砂利と分離。肥料と雑草を混ぜなながら積んでいる

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2014-10-02

ブロック積みのレイアウト

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2014-10-05

台風準備。こうしないと土が水を吸って重くなり作業が進まない。降りが強いときは隙間から雨水が流れ込んでしまうが土にしみ込む速度より降りが弱ければ効果がある。中央は折りたたみコンテナを積み上げて凸形にしてある。最上段はバケツ

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2014-10-06

メモ:
横筋重量ブロック価格 カインズホーム青梅店
100mm ¥98
120mm ¥130
150mm ¥180

シートは無駄だったか

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排水

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2014-10-09

現在の深さ。一番深いところで約80cm。ツルハシで土をほぐしてからちり取りでバケツに入れる

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2014-10-16

60cm程度なら石積みでも崩れないと思うが100cmは直感的に無理だと感じる深さ。図面上ではそんなに深く感じないが穴を掘ってその中に入ってみると解る。120mm厚のブロックを積むことにしたが現物を見ると120mmは鉄筋を入れる場所が頼りない。150mmは十分な溝幅がある。外側から押しつぶす力がかかるので鉄筋で補強する必要があるのだが基礎は水がしみ込まないといけないので縦筋は効果がない。横筋だけで強度を出すので横筋を入れる溝の大きさが重要になる。溝にモルタルを流し込み鉄筋はその中心部に埋め込む

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横筋用ブロックは穴が塞がっている。施工時はこの面が下になる。小さな穴が開いてしまっているがこの程度ならモルタルは流れ出ない。120mmのブロックは完全に塞がっているが150mmはこのように小さな穴が開いているものがある

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2014-10-17

深さ約1m。底に敷く石の分だけ更に掘る必要がある。大きさも目的のサイズよりやや小さいので拡張する。側面を削り落とす方が掘り下げるより労力は小さい

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2014-10-20

大きいのが埋まっている。今のところの推測で100kg以上。動いたとしても穴の中から出せるか不明

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2014-10-22

雨水をためるだけならビニールシートで防水するだけでも良さそうだ。右奥から流れ込んでいる。予報では明日も雨

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2014-10-24

カニがいた。川までは800m程有るので排水溝経由で移動してきたか

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取れた。カナテコで少しずつ移動させながら隙間に石を詰め込んで脱出させた。平面に置いてあるときは簡単に動くが凹形状に収まっていると持ち上げる力が必要になり簡単には移動できない。たぶん150~200kgある。形も悪くないので割らずに穴から取り出して使うことにする

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2014-10-25

チェーンブロックで引き上げるが届きそうも無い

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ブロックでかさ上げ

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
重量ブロック カインズホーム青梅店 24 ¥180 150mm横筋 全部で80個必要になるが1回で運べないのでとりあえず24個

取り出し完了。ベニヤ板は引き上げるときに石が引っかからないようにするための物

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ローリータンクは注文しておいたが連絡が無い。売り場にはあったので買ってきた

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
タンク カインズホーム青梅店 1 ¥10,800 タマローリー LT-500 コダマ樹脂工業

2014-10-30

残りのブロック買い出し

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
重量ブロック カインズホーム青梅店 56 ¥180 150mm横筋 

2014-11-04

作業進まず。ブロックを積む作業スペースが必要なのでかなり大きめに掘る必要がある

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奥の土が上層部、手前の黒いのが中間層、下層はもっと黄色い土。宅地は盛り土なので自然の地層では無い

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2014-11-11

一番奥だけ目的の深さまで掘った

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表層部は酸性、中間の黒い層は中性、下の層は酸性pH6.0。普通の赤土より黄色く鹿沼土より赤い

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2014-11-12

穴掘りはもう少しで終了。約5立米。タンク容量の10倍

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残土。下の方は水分を含んでいて乾燥させないとふるいに掛けられない

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2014-11-13

穴掘り終了

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壁面はほぼ垂直

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ブロック積みは偶数段と奇数段で組み方を変える。この方が丈夫になるが縦筋が入れにくくなる。縦筋で上下を繋がないと強度が出ない。横筋はブロックの上部に入るので上から圧力を加えると下側が開いてしまう。縦筋で上下を繋いでおくと下側が開きにくくなる。横筋はカドの部分で折り曲げて入れた方が強度は向上するがブロックの側面をぶち抜かないといけない。面倒な作業になるので省略。交互に組めばL字鉄筋なしでも外側からの土圧に十分耐えてくれるはず

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2014-11-14

カドの石が邪魔なので割る。コンクリートドリルで穴を開けてセリ矢を叩き込む

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ものすごく固い石だった。割るのに30分

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工事中に雨が降ると浸透マス経由で雨水が穴の側面から湧き出てくる可能性有り。浸透マスを塞ぎマス内部に雨水が溜まったらポンプで汲み出すことにする。常時監視できないので間に合わせ回路を組んで自動化する。PAD1とPAD2が電極。電極が水に浸かると微弱な電流が流れトランジスターT2、T3がON、さらにT1のトライアックがONしてポンプに電源が入る。トランジスターを2個使っているのは増幅率を稼ぐため

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上の回路だと水面が波打っただけでポンプがON/OFFを繰り返してしまうので電極を2個にしてマイコン制御。電極はショートしないようにプラスチックスペーサーで絶縁。トライアックはねじ経由で基板の銅箔に放熱。
センサーは高水位、低水位2カ所に設置し両方とも雨水を検知したらポンプON、両方とも雨水が無くなったらポンプOFFのロジック

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2014-11-17

強度上理想的な縦筋の位置

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カドの部分は穴の位置がずれる。ブロックの穴は貫通していないので穴開け実験をしてから最終位置を決める。上からの圧力に耐えるための物なので上層3段目までしか鉄筋の効果は無いと思う。圧力は最大500kgf程度

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2014-11-17

メモ:
資材価格 カインズホーム青梅店
VP管4m φ75 ¥3540
VP管4m φ65 ¥2360
VP管4m φ50 ¥1980
VU管4m φ75 ¥1280
VU管4m φ65 ¥1080
VU管4m φ50 ¥880
VU管4m φ75 ¥880(再生)
VU管4m φ65 ¥780(再生)

2014-11-18

下層の赤い土は軟らかいので20cm余計に掘って中層の砂質層と砂利を混ぜて投入。この上に石を敷く

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2014-11-21

雨で崩れた。締め固めの為には水を撒いた方が良いので浸透マスの汲み上げはしていなかった。上層の固い層はそのままで中層が崩れた。

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2014-11-24

明日は雨の予報なので浸透マスの底を塞いで排水準備。センサーは浮力で浮き気味になるので側面に貼り付けた。カビで真っ黒だったので洗ってから。たぶんブロックの内側も同じ状態になる

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数時間しか持たないと思うがタンクに貯めておく

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2014-11-25

2時間で100リットル貯まった。タンクを地上設置するならポンプで汲み出す方が雨樋を加工する手間だけ簡単になる。一番の利点は元に戻しやすいところ。雨降りの時だけ電源を入れればタンク1杯分の電気代はたぶん¥1にもならない。普通の降りなら¥1000の風呂水ポンプで十分。100Wのポンプは能力が高すぎて無駄。実験のため浸透マスは塞いでいるが小さいバケツをマスの中に入れておけば塞ぐ必要も無い。タンクが一杯になった時にもうそれ以上ポンプが動かないようにタンクの縁にもう一つセンサーが欲しい

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制御回路はビニール袋に入れてある

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消費電力。ポンプは100W。大体5分間隔で動作している。約15秒で浸透マスは空になる

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2014-11-26

昨日の15時頃満水

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1回の排水量は一定なので消費電力を見ると降りが強かった時間帯が解る

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2014-11-27

また崩れた。15cm程度オーバーハングしている。雨は34時間も降り続いた。降水量48.5mm

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反対側はカドが少し崩れている

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昨日のアメダス降水量。青点線が降水量。曲線近似してある。実際は0.5mm単位の値。崩れるのは降りが強いときでは無く水を吸って緩んだ時。50~60cm水が浸透するのに1日かかっているような気がする

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2014-11-28

日が短くなってあまり進まず。穴の中は暗くなるのも早い

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2014-12-01

降りが強くなる予報だったのでシートを張った。ポンプのホースは道路まで届く物に交換。細い15mmのホースなので抵抗が増えて消費電力が5割増し。排水速度も遅い

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2014-12-02

昨日の雨では崩落無し。今日はシートを取り去って乾燥させてから1時間半だけ作業

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2014-12-09

もう少しで石敷きは終了。敷いてある養生シートはサイズ確認のため。内法はサブロク板とほぼ同じ

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これは雨水では無く夜露。屋根に付いた霜が解けて溜まった物。1リットルくらい有る

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2014-12-17

穴の底はそんなに温度が低くないが晴れると放射冷却で一気に氷点下になるのでブロック積みはしばらく延期。雨が降った方が温度が高くなる。曇りも晴れよりは温度が高い。火曜は雨、その前は晴れのち曇り。コンクリートは凍らない範囲で温度が低い方が強度が高くなる

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穴の外は氷が張る温度。ポンプもホースの中の水が凍って排水できず

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2014-12-20

風の吹き込みが無い状態にして温度を計測してみる。中央にあるのは脚立

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2014-12-23

今週の穴の底温度。4度以下にはなっていない。穴を塞いで小さなヒーターを入れておけばいけるか

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2014-12-24

保温実験。プリント基板エッチング用の100Wセラミックヒーターをお湯を入れたバケツに投入。サーモスタット付きだが熱が逃げる方が早いので入りっぱなしになると思う。温度計は写真左側の一番遠い場所に置いた

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気化熱で冷めないように蓋をして全体をシートで覆う。シートは3重。シートは出来るだけ低くした方が効果が大きいのだがブロック積をしているときは縦筋があるので落とし込めない。今朝は気温が下がって外気温はマイナス3~4度になったはずだが穴の底の温度は約2度。予報では明日の朝の気温は今日より2度高い

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2014-12-25

夜間の気温が高く実験にならず。霜は降りたが水たまりの水は凍らなかった。凍結防止機能すら動作せず。気温が低ければ右下のように200Wのヒーターが間欠動作する。ヒーターは8時半まで入りっぱなし

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穴の温度は6度に維持。赤丸はアメダス気温(秩父)

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2014-12-26

最低気温はマイナス5度以下になった。緑が気温。シートの上に直接温度計を置いた。穴の底は5度に維持されている。9時の温度上昇は温度計を室内に移動したため。穴の底は電波が届かないので引き上げて室内で電波受信している

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お湯の量を少なくして、しっかり蓋をしたらサーモスタットが動作するようになった。消費電力40%減

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2015-01-18

電極式は酸化が激しいのでフロートセンサーに変更。特に水に浸かっている時間の長い下側の酸化が激しい。フロートセンサーなら劣化は遅い。但し枯れ葉が挟まったりすると誤動作原因になり得る。この装置はタンク設置が完了したら不要になる

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2015-02-10

寒くて中断していたが日が長くなって来たので再開準備。鉄筋の長さ計算。定尺5500mm

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ホームセンターで切断。バンドソーよりこれを使った方が早い

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上が13mm。下が10mm用だと思う

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
鉄筋 スーパービバホーム 8 ¥229 φ10異形鉄筋

2015-02-20

最下段のブロックに鉄筋を通す穴を開けた。鉄筋はブロック1つに付き1本だが最下段だけは全部の穴に砂もしくはモルタルを詰める。中央と両端がモルタル。それ以外は砂

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2015-02-21

石との隙間にクサビを入れて高さをそろえていく。ブロックは意外と四角くない。内側が平面になることを優先して調整する

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ブロック並べ終了。板は目地の幅と同じ厚さ

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濡れていると流れてくれないので穴に流し込む砂を乾かしておく

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2015-02-23

モルタルで連結。砂:セメント=体積比3:1。乾いた砂とセメントは大体比重が同じなので重量比でも同じ。砂が濡れているときは重量比で計量するとセメントが多くなりすぎる。理想的な水分量はこねるのが困難なくらい固い配合になるので施工可能なギリギリの硬さに水を入れる。鉄筋を入れる中央の穴を残して砂を流し込んだ。ブロックの下は隙間があるので砂で塞いで周囲から水と一緒に土が流れ込んでくるのを防止する

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2015-02-24

ガイド用の鉄筋を組む

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鉄筋植え付け完了

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2015-02-25

横筋の溝には意外と大量のモルタルが入る。砂とセメントの合計体積53リットル。4隅は時間をかけて精度良く積む

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
セメント スーパービバホーム 1 ¥645 太平洋セメント25kg

2015-02-27

モルタルは固練りなのでかなり強く叩かないと位置の調整が出来ない。強く叩くと隣のブロックが動いてしまうので目地は後から入れることにした

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
セメント スーパービバホーム 2 ¥645 太平洋セメント25kg たぶんもう一袋必要になる

2015-03-06

2段目終了。3日で1段積む。四隅、間、横筋で3日。埋め戻しながら作業を進めるので強度が出るまで待つ必要がある。全段積んでからだと埋め戻し時の締め固め作業がやりにくい

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2015-03-11

3段目の四隅。気温が下がりそうなのでバケツに水を入れヒーターを投入してシートをかける

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2015-03-12

今日も気温が下がりそうなのでヒーターを入れて保温

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2015-03-13

3段目終了。1段にセメント1袋使ってしまう。あと2袋必要。砂も足りない

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2015-03-16

砂を買ってきた。たくさん必要なときは建材屋で買った方が安い

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
モルタル材料 両伸 0.3 ¥2,730 砂 0.3トン
セメント スーパービバホーム 2 ¥645 太平洋セメント25kg 

四隅の高さ合わせに使っているスペーサーはビスコン

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水平はレーザー墨出し器。屋内用なのでレーザーはそれほど明るくない。昼間は見えないので薄暗くなってから作業する。暗くなりすぎるとレーザー光以外が見えなくなるので逆に精度が落ちる

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2015-03-17

木の板は同じ位置にブロックを置くためのガイド

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2015-03-20

4段目終了。5段目はパイプを通す穴を開けるので簡単にはいかない。一度に練るモルタルの量は30分で使い切れる量にしている。これでも作業後半はかなり固くなってくる。単純作業の場合は1回で約18リットル、細かい作業の場合は9リットル。位置決めが必要な作業は更にその半分。気温が低く曇りのほうが硬化が遅く作業しやすい。3月でこんな状態なので夏場の作業は素人には無理だと思う

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2015-03-25

パイプを通す穴を開ける。グラインダーで切れ目を入れタガネで叩いて割る

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グラインダーで成形

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2015-03-26

VU管用のソケットを使うつもりだったがVP管用のソケットに変更。ねじ付きは確実に固定できるが高価。VP管用は圧力に耐えられるように頑丈な造りになっている。VUが下水、VPが上水用。ピットとして使うときはパイプを取り外すので強度と耐久性が必要

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
塩ビ管 カインズホーム 1 ¥178 VPソケット φ50
塩ビ管 カインズホーム 1 ¥838 VP給水栓ソケット φ50
塩ビ管 スーパービバホーム 1 ¥324 VU異径ジョイント φ50<->φ75

2015-03-27

面倒な作業はこれで終了。道路まで約11mドレン用のパイプを通す溝を掘らないといけない。埋め戻し用の土も無いのでアプローチの工事で出た土を使う

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2015-03-30

パイプを買ってきた。くの字に曲がっているジョイントは回すと0~45度に角度を可変出来る。ドレンは車で踏みつけるので分厚いVP管

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かかった費用 税抜き価格
品名 購入場所 数量 単価 解説
塩ビ管 スーパービバホーム 1 ¥398 VUパイプ φ75 1m
塩ビ管 スーパービバホーム 1 ¥278 VUパイプ φ50 1m
塩ビ管 スーパービバホーム 2 ¥1,580 VPパイプ φ50 4m
塩ビ管 スーパービバホーム 2 ¥925 VPパイプ φ50 2m
塩ビ管 スーパービバホーム 1 ¥915 マルチエルボ φ75
塩ビ管 スーパービバホーム 1 ¥722 マルチエルボ φ50
塩ビ管 スーパービバホーム 1 ¥135 VU45度エルボ φ75
塩ビ管 スーパービバホーム 1 ¥850 TS継手給水栓ソケット
塩ビ管 スーパービバホーム 2 ¥135 TS継手バルブソケット
塩ビ管 スーパービバホーム 1 ¥178 VPソケット φ50
セメント スーパービバホーム 1 ¥598 太平洋セメント25kg 

モルタルをこねるのに使っているのはこれ。両手で持つタイプのドリルで無いとモーターが焼けて壊れると思う。今日は終了時間がPM6:30で暗くなったため作業途中の写真は無し

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2015-03-31

ブロック積み終了

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入らなくなったのでタガネで少し削った。半日しか経過していないモルタルは意外と簡単に削れる

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浸透マスを取る

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パイプが出っ張っているので簡単には取れない。パイプが無ければ周囲を少し掘って摩擦を小さくしてから上に引き抜くだけで良い

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VP用のジョイントにVU管を使うと嵌め合いがきつくて接着しなくても簡単には抜けない。ピット内部からφ50-φ75の異形ジョイントまでは接着。そこから雨樋までは差し込んであるだけ。雨水なので漏れても問題ない

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ドレンパイプと一緒に電線管も埋めておこうと思う。電力引き込み線用に定尺30mで買った余り

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2015-04-01

タンクを洗ってから設置。かなり藻が発生していた。ピットに蓋をすれば藻の発生は少なくなるはず。主に植物と洗車用なので多少汚れていても問題ない。タンクの蓋は要改造。雨水が入るが蚊が入らない工夫が必要。雨の日以外は蓋をしておく方法はうまくいかない。ピットの中に水が溜まるとタンクが浮力で浮いてパイプを曲げてしまう

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2015-04-05

ドレン排水用のホースを繋ぐ塩ビ管を買ってきた。ピット内をポンプで強制排水したいときに使う

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
塩ビ管 カインズホーム 1 ¥980 VUパイプ φ150 0.5m
塩ビ管 カインズホーム 1 ¥198 インクリーザー φ50-φ20

大きいので旋盤で切り詰めた

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接着

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2015-04-07

これで配管部品は全部そろった

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
塩ビ管 MonotaRO 1 ¥881 VUパイプ φ150 エルボ
塩ビ管 MonotaRO 1 ¥840 ビ製蓋 ICO-H ライト 150雨水

2015-04-10

雨が降ってきたので中断。土が硬いので楽な作業では無い

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2015-04-12

電線管のキャップを買ってきた。塩ビ管で代用

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
塩ビ管 コメリ 2 ¥80 TSキャップ C30

2015-04-14

タンクは溢れている。降りが強くてもピット内に水は溜まらない。水量はたぶん毎分5リットル程度

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2015-04-16

溝掘り完了したのでパイプを埋める。ドレン側は接着剤を一切使わない

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電線管はピットの脇を通す

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電線管の起点はここ

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コーキングは無し。砂利で塞ぐだけにする

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2015-04-21

ボウフラ対策暫定版。ボロ布を木にタッカで固定しただけ

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1日分の汚れ。雨が降ると屋根の汚れが洗い流されるので晴れが続いた後の雨のほうが汚れる。雨量との関係はたぶん小さい

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2015-05-12

26日間雨が降らなかった。屋根に積もった汚れが流れ込んで1日でフィルターが目詰まり。細かい泥が薄く堆積した状態になっていた

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2015-05-29

縁取り用の石を買ってきた。3枚足りないので後で買い足す

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
敷石 ジョイフルホンダ 12 ¥1,880 大谷石 600x300

2015-06-01

石を切断

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
敷石 ジョイフルホンダ 1 ¥1,880 大谷石 600x300
敷石 ジョイフルホンダ 3 ¥928 大谷石 300x300

石の粉

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切断した石をブロックの上に積み更にその上に少しずらして敷く。段差の部分に木の蓋を収める

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2015-06-02

大谷石の周囲を固める石を買ってきた

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
敷石 両伸 0.55 ¥2,257 蛇篭石 0.55トン

2015-06-04

今日は日差しが強くPM5時から作業。厚さが±1mmあるのでノギスで計測して段差が小さくなるように並べる

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モルタルが出っ張ってる所を削ったりで並べるのに2時間もかかった

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2015-06-10

縁取り開始。角材でせき止めて石との間を突き固めてから敷石を置く。角材は除去して更に石で周囲を固める

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仮置き

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カエルが落ちていた。害虫駆除の大切な戦力なので穴から出す

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2015-06-16

残土を持ち込み処分した

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
残土処理 太田建材 15 ¥108 土嚢15袋

2015-06-30

石の縁取り作業開始。今日は曇りで気温も低いので昼から作業。いつもは4時~6時半までの1.5時間だけ作業してるので殆ど進まない

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周囲の締め固め。石は固定されていないのでこうしないと動いてしまう

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2015-07-02

予報を見て雨降りの前に洗浄する。タンクの中を攪拌してポンプで汚れごと排水してしまう。太いホースを使えば毎分80リットル排水できるので6分で空になる

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蚊の死骸が多数浮いていた。フィルターをかぶせてしまうと脱出できずに溺死してしまう

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2015-07-16

降りが強いと外側まで一杯になる。傘を差して外を歩くのがいやになるくらいの降りだと毎分70リットルのポンプでくみ出しても追いつかなくなる。フィルターは破れた。目の細かい布だと直ぐに詰まるので泥が流入してしまうくらいの粗目の物がよさそう。主に水蒔き用なので多少の泥は問題ない

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降りが強いときの流量。ポンプで排水中。1時間経過しても水位下がらず。毎分70リットル排水できるので排水量4.2トン。周囲からも流れ込む。パイプからの流量は毎分100リットルには少し足りないような気がする。周囲からの流量と合計では100リットルを超えているはず。タンクの上部には空気が溜まる場所があるので満水になると浮いてしまう。完全に排水すると大雨で一時的に上がった地下水位の影響で毎分17リットル程度下から湧いてくる

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2015-07-19

フィルターはこれにする。紫外線劣化すると思うが安いので破れたら交換する

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2015-07-21

フィルター完成

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2015-07-30

予備タンク導入。特に相互接続はしない。大物はネットだと高いがホームセンターで買うと安い。スーパービバホーム狭山日高インター飯能店の特売日で5%引き¥957。当方の行動半径内のホームセンターではここにしか置いてない

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青い物は羊かヤギの飼料が入っていた物のようだが黒いのは蓋にTOTO YOKOHAMAとあるだけで中身は不明。微妙にサイズが異なる。容量は100リットル程度。パッキンは付属しているが密閉性はそんなに高くない感じなので漏れると問題になる物が入っていた物では無いと思う。念のため洗浄満水にしてしばらくしたら水を捨ててしまう予定

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2015-08-24

涼しくなってきたのでPM3:00~6:00まで作業

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2015-08-27

縁取り終了

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2015-08-25

蓋はウッドデッキの残りを流用。桧50mm厚。約¥6000。腐り防止のため裏面に山座金を取り付けて接触面積を減らす

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皮は大まかにスクレイパーで剥がしてからグラインダーに目の粗いやすりを付けて削り落とす

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暗くなってしまったので今日はここまで

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2015-08-28

完成。タンクに藻が大量発生するようなら隙間を詰める。蓋に降った雨がタンクに流れ込むので塗装はしない。大谷石の表面が汚れているが雨が降れば綺麗になる

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かかった費用合計。蓋の桧板は含まず

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2015-09-09

豪雨の後。雨水の流れ着く先。思ったより貯まっていない。一番深いところで2mは無いと思う

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2016-03-02

フィルターを変更。材料はホース。輪を作って裂いたホースをかぶせて固定してある

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2016-06-05

半割にしたホースでは固定力が弱すぎたので包み込む方式に変更

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2016-10-26

今年は雨が多く苔がフィルターの上で成長してしまったので交換

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あまり変わらないような気がするがひっくり返して使ってみる。大きなごみはこのほうが取り去りやすい

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2016-10-30

蓋がカビてきたので高圧洗浄機で洗浄

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2017-03-13

落ち葉がたまっているので掃除

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日が当たると白く変色するが今のところ大きな変化なし

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ピットとして使うときはこんな感じ

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石の端を踏みつけるので反対側がかなり持ち上がる

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2017-06-26

蓋がやや大きかったので数ミリ切り詰めた

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白太が少し腐り始めている

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特に見た目の変化は無し

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2017-10-23

台風の大雨で地下水位が上昇している。風は植木鉢を倒せないほど弱かったが強い雨が長時間続いた。溜まっていた水を全部ポンプで汲み出したが下から湧いてくる。水位は地面から大体80cm。雨が止んでから12時間経てば水は出なくなる。写真は昼頃。朝は50cm程度だった。桧の蓋の赤身はすぐに乾くが白太は乾燥が遅い。白太は濡れているときに触るとぬめっているので腐敗が進行している。高圧洗浄機で腐った表面を吹き飛ばしたほうが良い

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2017-11-16

今頃塗っても遅いがウッドデッキの塗料が余ったので塗装。日の当たらない裏面はまだ桧色が残っている

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2018-04-15

しばらく雨が降っていなかったので昨晩の雨で黄砂と花粉が屋根から流れ込んできた。花粉は緑、黄砂は黄色。黄砂は3/30頃に大量に降った。それ以外の日は花粉のほうが圧倒的に多い

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