NV200タコメーター取付

・日産NV200バネットへタコメーターを取り付ける
・この手順は特に機種依存しない。メーカー製でも自作の物でもこの手順になる。但しイグニッションコイルに配線したりスパークプラグの電線に電線を巻き付けたりする変な機種はダメ

タコメーターの仕様
・電源電圧12V
・回転信号の電圧レベル5V


2014-09-14

ECUはこれ。手前のコネクターに回転信号が有る

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コネクターは矢印の位置の出っ張りを押し込んでレバーを奥に倒す。この写真はレバーを取り去ったところ

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コネクターのカバーはこの爪を広げてスライドさせると外れる。同時に2カ所の爪を引き起こす必要がある。爪は小さなドライバーなどで引き起こして隙間に虫ピンなどを挟み込む。下に物を落とさないように注意

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矢印の位置の電線が回転信号
青線:オートマチック車の回転信号(当方はオートマチック車なのでこれは確認済)
赤線:マニュアル車の回転信号(当方はオートマチック車なのでこれは未確認)

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信号線
・電圧は5V。12Vでは無いので注意
・4気筒エンジンなのでクランク軸2回転で4パルス来る。1回転あたり2パルス

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エレクトロタップもしくは被服を剥がして半田付け。
・エレクトロタップ:接触不良を起こしうるが、機械的な力には強い
・半田付け:接触不良は起こさないが半田付けした電線は機械的折り曲げ力に対して非常に弱くなる

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車内へ容易に電線を引き込める穴はこのグロメットしか無い。他にもあるが面倒。大きい穴なのでダッシュボードのパネルを外して電線を上から垂らすとこの穴から電線が見える。防音材がやや邪魔

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電線を引き込む

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オシロスコープを持っていたらこの時点で信号線の波形を確認しておく。エンジン始動直後はパルス間隔が30ms程度になる。
始動直後の回転数:1000rpm程度
アイドリング時の回転数:600rpm程度(暖気完了後)

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電源の取り出し方についてはこれを参照。
・マイナス側はラジオを固定している金属フレーム
・プラス側はコネクターの青電線
・取り外す内張は
 1.シフトレバーのパネル
 2.ラジオのパネル
 3.左右Aピラーカバー
 4.ダッシュボードのパネル
 順番は上から。1,2は逆順では外れない、3,4も同様

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