2012-02-14
壊れたのはこれ。2003年頃組み立てた物。BIOS画面が出ないが、ハードディスクのアクセス音があるのでWindowsは起動しているようだ。20年前(Win3.1の頃)は同一性能におけるメーカー製と自作機の価格差が2倍近くあったが、最近はほぼ同価格。自作は相性問題などの危険性があるが少しばかり販売店に保証金を払うと交換が可能なシステムになっている。
これが使えるマザーボードが売っているのだがメモリごと変えた方がむしろ安い
Pentium4 ソケット478用のマザーボードは価格.comにこれだけしか無い
修理を前提にするなら小型の機種は絶対に購入してはいけない。ミニタワーなら電源、CPUクーラー、ケースは流用できたはず。これで1万円は違う。
Pentium4 2.8GHz FSB800
ヒートシンクもケースに合わせた特殊形状なので流用不可
これと、CPUだけが使える
マザーボードはこれにした。ヒートシンクがプラスチックで固定されているので経年劣化による脱落の可能性がある。
背面パネルにはコネクターが無いのだが、ボード上には232Cとプリンター用のコネクターがある
パラレルポート
COMポート
ケース、マザーボード、CPUヒートシンク、メモリー、電源を購入。自作PCで一番難しいのは買うべき物を選ぶこと。規格について調べるのがかなり面倒。多くの場合規格が合わないと物理的に接続が出来ないようになっているのだが、その種類がとても多い。多すぎて分かり難くなっているだけで、その一つ一つはとてもシンプル。
最近の電源は効率によってブロンズ、シルバー、ゴールド...といった具合にランク分けされている。上位ランクに入るために設計上無理をしているのか、経年劣化や電圧の安定性といった特性まではランクでは解らない。ランクの評価基準は電気代。
最新型PCは昔の機種より2、3倍電気を食う。犯人はインテル、NVIDIA、ATIだ
2012-02-16
部品が届いた。グラフィックボードだけは購入していない。VGAのアナログ出力があるのでとりあえずそれで動かしてみる。
電源。ケーブルが分離できるタイプ
マザーボード
裏面。マザーボードのレジストはすごく汚い色
メモリーとCPUヒートシンク
電源が強化されているようでコネクターがだいぶ増えている。互換性は維持されているようだ。
□とD型になっているので違うとことには刺さらないようになっている
マザーボード側
メモリーとCPUを取付
ヒートシンクはグリスを塗ってから取付。ちょっと少ないようなので追加で盛りつける
ケースがまだ届いていないのでここで中断。電源スイッチがケースに付いているのでケースが無いと動かない。
CPUヒートシンクはクリップで固定するだけ
届いた。部品はヤマト、ケースは佐川
マザーボードの裏面側以外は殆ど金網。内部の音は漏れまくり
扇風機が3つも付いている。上面の物はマザーボードから回転数を制御できる。それ以外は電源ONで常時一定速回転。1個で十分なので残り2個は配線しない。
上面と背面
前面
付属のネジ
失敗。マウスポートを塞いでしまった。マザーボード取付直し。
コネクターを差し込んでいく。ケースの電源スイッチやLEDとの配線だけは規格化されていないので説明書を見ながら差し込んでいく必要がある。それ以外はマザーボードのシルク印刷を見るだけで何をどこに繋ぐのかは大体解る。間違った向きには差し込めないようになっているし、間違った場所には形状が合わずに接続できない。頭を使うところは殆ど無い。
温度が測定できるようだが、発熱の激しい物はCPUだけなので使い道が無い。CPUはBIOSで温度管理されるので外付け温度計は不要。
ハードディスクはブッシュを取り付けてケースに差し込む
ハードディスクのケーブルが緩い。電気的な互換性があるので使えるのだが、規格は一つ古い物になる。このケーブルはSATA規格が出来て間もない頃の物。
組み込み完了
趣味の悪い光る扇風機。ケースは韓国製。
BIOS画面でハードディスクとDVDドライブを認識しているか確認。昔のIDEドライブはジャンパーピンでプライマリーやセカンダリを設定したのだがSATAには無い。
ハードディスクから起動してみる。 ...がここで止まる。機器構成が激しく変わっているので休止状態から起動しないのは当たり前。ハードディスクからの読み込みは出来ている。
F8キーを押しまくって休止モード用のデータを消す画面を出してリブート
起動成功。すごいぞWindowsXP
勝手に新しくなったハードを認識してドライバーを更新しようとするがネットワークカードが動いていないのでドライバーがダウンドーロできずに更新には失敗する。マザーボード付属のCD-ROMを入れてドライバーをインストール。殆ど全自動でインストールされる。
ドライバーがインストールされなかったデバイス
マザーボード付属のドライバーインストール画面。キー入力は一切無し。押せるボタンも数個しか無い
すごいぞWindowsXPは撤回。だからダメなんだよWindowsXP。ネットに繋がっているので2、3回ボタンを押して認証完了。パソコンは10点程度の部品からなっているので、修理と買い換えの明確な境界は無い。新しく購入した機械に古い部品を組み込むことと古い部品と新しい部品を組み合わせることは同じだ。前者は買い換えに、後者は修理に見える。
EAGLEのオートルーターが何故か速くなった。メモリーアクセス速度が向上したからか? すごく快適。ディスプレイがアナログ接続なのでにじみが酷い。グラフィックボードは変える必要有り。EAGLEはOpenGLか? OpenGLに特化したグラフィックボードは高価
ヒートパイプを切断してみた。内部はひだ状になっている。液体が数滴入っていた。思ったより少ない。
2012-02-20
グラフィックボードが届いた。約¥9000。ヒートパイプはヒートシンク側が上に来ないといけないのでは?
巨大な箱
中身も大きかった
DELLのPCの蓋を開けてみた。電源が安物でグラフィックボードに消費電力の大きな物を使うと耐えられそうに無い。PCIExpress用の補強電源コネクタが無い。自作PCはコストメリット無しと思っていたが部品交換や修理のことを考えるとメーカー製にしない方が良さそうだ。これはWindows7込み本体のみディスプレイ含まずで約¥60000。部品をバラで買ってきても大体同じような価格になると思う。
2012-03-22
DELLのディスプレイを買った。プログラムを書くときは縦に長いディスプレイの方が良いのだが売っていない。メーカーは90度回転させれば良いと思っているのかもしれないが回転させると文字の周囲がぎらぎらして見える。RGBの並び順と目の特性による物と思う。業務用の場合A4サイズの資料を作ることが多いのになぜ縦型ディスプレイを作らないのか不思議でならない。最近、欲しい物に国産品が少なくなってきている。
価格com特価品
液晶パネル拡大。人間の目は縦方向と横方向は解像度が異なるのか?
2012-04-29
赤道儀の制御用に一台必要になったので旧型を小さいケースに移植することにした。外に持ち出すのでノートPCが良いのだが一カ所壊れると修理費用がとてつもなく高くつく。キーボードが異常に熱くなる機種もあるが夏場に現物を長時間触ってみないとわからない。デスクトップ機ならキーボードが熱くなることは絶対に無い。
IW-BL631W。台湾製。電源は中国製。ケースの蓋はネジ止めだがそれ以外はワンタッチで外れる。小型だがいじりやすい。
2012-05-01
小型PCケースの中身は開発機の物を取り出して納める。開発機用は新規にマザーボード、CPU、メモリーを調達。COREi5はソケット側にピンがあってCPU側は平坦。
配線完了
ハードディスクは交換していないので、電源を入れるとWindowsが立ち上がる。マザーボードに付属のドライバーをインストールして完了。劇的とは言えない程度に速くなった。
ドライバーをインストール
IDEコネクタが無かったことに買ってから気がついた
USB接続のCD-ROMドライブを使う
小型機の方も配線完了。鶯色のレバー2本を倒すとドライブが分離できる。こちらはOSを再インストールする必要有り。ハードディスクは開発機から1台抜いた。
このケースはとても寸法精度が高い。ハードディスクはネジ1本で固定なのだが、がたつきは全くない。5インチドライブもネジ2本で固定。同様にがたつき無し。
2台とも特に問題起こらず普通に設定完了。最新型を購入するとたいてい何か起こるのだが販売開始から半年以上経過しているとBIOSやドライバーがアップデートされていて何も起こらない。
この扇風機はうるさいので使わないことにした。ハードディスク2台接続しなければたぶん不要。電源装置にも扇風機は付いているしCPUの真上は編み目になっているのでCPUファンで直接熱気をケース外部に追い出せる。
黒パネルはCOREiシリーズ用か?このマザーボードには合わず
2012-05-03
並列処理に対応できないプログラムはCOREi5になっても速度向上してくれない。体感的にはPENTIUM4との違いがわからない。一番速くなって欲しいEAGLEのオートルーターは1つのコアでしか処理されない。
DELL製と比較。高さが僅かに低く、幅は半分。奥行きは同じ
オートルーター実行時のCPU使用率25%
2015-01-09
開発機のハードディスクがカタカタいっている。特定のファイルにアクセスすると動作が異常に遅くなってからブルースクリーンになる。開発機は古いソフトを動かさないといけないのでWindwsXPのままにしてある。新OSが出るまで待っていたが逃げられそうに無いのでWindows8.1に変更する。ついでにSSDに換装。注文しておいたので到着まで待つ。読めなくなっているファイルは定期バックアップしておいたファイルから復元する
全部SSDに入る容量
セーフモードにしてMydocumentを退避。COPY途中でこれが出る
2015-01-11
届いたのでインストール開始。Windows8.1は32、64ビット版の2枚組。SSDは3.5インチ->2.5インチ変換アダプターが付いていなかったのでしばらく宙ぶらりん。電子回路が露出していないので特に問題は起きない。CPUと電源の扇風機は静かなのでSSD化するとほぼ無音になる
インストール開始。使用頻度が低いので開発機には5インチドライブは付いていない
64ビット版ではEAGLE4.1をインストールできないので32ビット版に変更した
開発機専用プリンターも購入。レーザープリンターで一番安いCANON LBP3100
2015-01-14
DELLのメール受信機の起動が遅いのでこれもSSDに換装。トランセンドのユーティリティで移行
しかしSSDから起動できず
原因追及のためシステムコマンダーをCDから起動してパーティションを見てみる。DELLのPCは複数のパーティションが切ってあるがOS本体が入っている部分しかCOPYされていない。初期出荷時の状態に戻しやすいようにユーザーには解らないようにデュアルブートのような仕組みにしてあるのだと思う
定番のeaseus todo backupを使って複製しなおし。これは複数のパーティションを全部移行してくれる
ハードディスクはしばらくケースの中に入れたままにしておく。電源、SATAケーブルを抜いて終了。起動時間は5倍くらい速くなった感じ
2017-10-16
強く電源スイッチを押さないと電源が入らない症状のまま使っていたが寿命と思われるのでスイッチを交換することにした。パイロットランプ付きで普通のパソコンの電源スイッチと微妙に形状が違うのでスイッチを増設して対応。元のスイッチはパイロットランプとして機能する
軽く押したときの接点抵抗値13MΩ。強く押すと抵抗値は下がる
aliexpressで買っておいたスイッチを右側に増設
取り付けには直径16mmの大穴をあける必要がある