高圧洗浄機

購入した物はホームセンター「コーナン」オリジナル製品。ケルヒャーが有名ですがちょっと高いので、約￥９８００のリョービのＡＰＪ－７５にしようと思っていたのですが、近所のホームセンターに￥７９８０で売っていたのでこれにしました。安物なので耐久性が？ですが、壊れたらモーター交換して車のバッテリーで使えるようＤＣ１２仕様に改造しようと考え、あえて安物にしました。安物だけあって付属の給水ホースは金属のように固い。保証期間も１８０日と短いので、たぶん壊れやすいのでしょう。

本体は掃除機と同じくらいです。重さは約５ｋｇ。水を吸い上げる機能はないので給水は水道の蛇口と直結します。吸水口には、ほんの少しでも水圧がかかっていればいいようなので給水タンクを本体より上方に持ってくれば水道と直結しなくてもいいようです。ホームセンターのデモ機は水道直結ではなく自給方式で動かしていました。本体の電源を入れなければ水道の水圧だけで洗車できます。放水ガンのトリガーを引いたときだけモーターが回りますが動作音はかなり大きめです。放水ガンには電気的なスイッチは付いていません、放水によって水圧が下がるとモーターが回るという仕組みのようです。

標準で付属しているホースには本体側にしかワンタッチコネクターが付いていないので洗濯機用の蛇口から給水するカップリングを買いました。これは￥６２７とちょっと高い。洗車は効率よくできますがホースや本体に残った水を抜いたり、使った後が面倒です。

ノズルの形状です。左が拡散モード扇状に水が噴き出します。右が水鉄砲モード。思ったより水は飛び散りませんが、使うと周囲に霧が発生するので、冬場は風向きに注意

出口側は金属製

入り口はプラスチック製。この接続口は、とても出来が悪い。ホース側のコネクターがしっかり入ったのかよくわかりません。ここが先ず先に壊れそうです、壊れたら交換することにします。

洗車結果です。濡れてしまうと汚れているのかきれいになったのかよくわからないので洗い残しは無くせません。注油するのをためらいたくなるような汚れは落ちますが、ピカピカというわけにはいきません。業務用は塗装を落としてしまうほど強力らしいのですが、これはそこまで威力はありません。説明書には吐出圧力６．５ＭＰａとあり、これは約６５気圧のはずですが、そんなにあるの？という感じ。競技用の空気銃の蓄気圧力が約１００気圧なので６５気圧なら武器に近いはずなのですが．．．

数日おいてしまった泥汚れは簡単には落ちません。これは１週間前のレースでの泥汚れです。

チェーンや後変速機のプーリーなど油が黒く堆積した場所にはパーツクリーナーを吹き付けてから洗浄するときれいになります。

洗車後に使う油です。手前の４つが油で、奥の大きな２本はパーツクリーナーです。パーツクリーナーは左の物が約￥１５００、右の物が￥２５８。何でこんなに値段が違うのでしょう？油は左から．．．
　・ＦＩＮＩＳＨ　ＬＩＮＥ　の　ＫｒｙＴｅｃｈ：
　　　　　アメリカ製の自転車チェーン用。汚れを呼ばないのですが雨には弱く１回雨降りに走ると落ちてしまいます。
　　　　　ワックスオイルでワックスのにおいがします。良いにおいではないので室内保管用の自転車にはあまりお勧めではありません。
　・シリコンスプレー：
　　　　　自転車には使用しない方が良いと思います。￥２００～￥３００と安いのでママチャリ専用で使用しています。
　　　　　他の油の下に潜り込む性質があるようなので、グリースを使っているベアリング付近にはスプレーしない方が良いと思います。
　・クリンビュー６０１：
　　　　　今回変速機にはこれを使ってみました、良いか悪いかまだ不明です。近所のホームセンターで約￥３００。
　　　　　乾くタイプなので汚れを呼びにくいようです。
　・ＳＵＰＥＲ　ＣＲＣ　５－５６：
　　　　　ベトつくタイプなので自転車には不向きです、使ってみましたが汚れを呼ぶのでＭＴＢには使用中止。
　　　　　ニオイは例のやつです。
　　　　　ママチャリのチェーンに使ってみたところ案外いい。
良い油をたまに注すより、安物を頻繁に注す方がよいと思っているので、すべてスプレータイプを使っています。スプレーするのは．．．
　・前後変速機
　・チェーン
　・後ギヤ
　・ペダル
　・前ギヤにはちょっとだけ
それ以外の金属部分には２ヶ月に１回程度ほんのちょっとだけスプレーしておきます。

あまりに固かったので、ホースは交換しました。内径１３ｍｍのもので内部にテトロンの糸が入っている物。工業用らしい。

使ってみたら水が出ない。なぜ？？？
本体に接続する黄色いカプラの中に、こんな物が入っていてカプラを外したとき（外れたときに）に水が噴き出さないようになっている。交換したホースが以前よりちょっと細くなったので、これが栓になって水が流れなくなっていた。必要ないのでくびれた部分をニッパで切断して取り除いた。

ホームセンターにケルヒャーの高圧洗浄機（たぶん一番小さい機種とその直ぐ上の機種）があったのでいじってきましたがととても静かでした。この洗浄機はケルヒャーの５倍くらいうるさく感じます。但しケルヒャーは水量が多すぎて自転車の洗車向きではないと感じました。ケルヒャーはこの機械より３～４倍水量が多い気がします。水圧による反動が全く違います。

コーナンの自社ブランド製品のPSE捏造問題でこの洗浄機も回収。型番：LFX-50-044。PSEを取得していないAC100V機器を販売してはいけないというルールだがPSEそのものは全く無駄なしくみ。該当製品が回収対象か否かは【お詫びと自主回収のお知らせ】で検索できる。近くにコーナンが無い場合はヤマト運輸が回収代行する。２ヶ月程度かかるらしいので気長に待つ

コーナンの回収箱が来た。一カ所チェックを入れるだけで特に何も書かないで良い。梱包が終わったら後日集荷依頼する

振り込み口座を記入する用紙が届いた。問題が起きたのは消費税５％の時のはずだが８％返却。価格も定価なのか実際の購入価格より約￥３０００高い