ハンダ吸い取り機

太陽電機産業のTP-100ハンダ吸い取り機です


2000-01-01

先端が太くてICピッチだと隣までまとめて溶かしてしまうことがあります。引き金を引くとポンプが動いて小手先から溶けたはんだを吸い取ります。ポンプの反トルクでスイッチを入れた瞬間ちょっとぶれるのが欠点です。この商品、販売店によってだいぶ価格差があります。1万円台で購入できるはずです。吸い取った高温のハンダを冷却するために内部にスチールウールが入っています。ハンダがこびりつくので使い捨てになります。これが唯一の消耗品です。雑貨店で売っているスチールウールをちぎって詰め替えればOKです。吸い取ったハンダをそのままにしておくとポンプの効率が落ちてハンダが内部で良く詰まります。ハンダが詰まったときは十分に加熱してから針金でかなり強めにツンツンしてやると詰まりは取れます。そのための針金も付属しています。ツンツンやりすぎてちょっと曲がってしまっています

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小手先に穴からハンダを吸い取ります

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温度調節も出来ます

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左右に角が出ていて横に置いたとき安定するようになっています

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交換ノズルを買いました。ネットショップではあまり売っていません。部品屋ドットコムにありました。これは標準付属のノズルより細い物。穴の径も0.2mm小さくて0.8mmです。そのぶん詰まり易いはず

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先端部が細いので、ついでに隣のピンのハンダまで吸い取ってしまうことが無くなりそうです。ネジ部分には焼き付き防止と思われる白いグリスのような物が塗ってあります

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煙が出てくるんだけど・・・ ノズルを外してみると耐熱チューブみたいな物が焼けてます。取り外していい物のようには見えないので、そのままにしておきます。これで温度が下がるのを防止しているのでしょうか?

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煙が出るのは気にしなければいいみたいです。最近ちょっと煙の量少なくなってきました。たぶん焦げ尽きたのでしょう。

煙は最近全く出なくなりました。
ハンダのヤニやトランスのニス?を吸い込むと吸い込み口の中で炭化して詰まります。吸い込み口に針金差し込んでツンツンすれば元に戻ります。

フィルターはフェルト製のようなものなので溶けたはんだが直接振れたら燃えてしまいます。中に金属製のたわしを切って詰めておきます。1年に一回くらい交換しています

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